飼育指南 アフリカヤマネ 009 ― 2009年02月07日 18時11分40秒
いや気のせい・・・じゃないよね
うんごめんなさいまじごめんなさい・・・・
たしか008では敷材の話までだったから
つぎは隠れ家だよね
んじゃ、隠れ家・寝床について~~
あるなしなら、あったほうがいいっす。
基本びびりちゃんなので、身を隠せる場所があるほうが当然○。
隠れ家にするのは、ハムスター用とかで売ってるヤツとかでおk。
木でも陶器でもプラでもココナッツ殻でもいいですが、
個人的意見としては、木製のものなどがオススメっす。
理由は、
・使い込むと、しみこんだ自分の匂いで安心する。
・かじってストレス発散&歯ののびすぎ抑制
ってとこです。
破壊されるので日持ちはしませんが、
牛乳パックを短く切ったものとか、
トイレットペーパーの芯とかでも、
とりあえずしのぐには使えます。
隠れ家の中を常にキレイにしている子もいれば、
食べ物を運んで喰いカスだらけにする子もいるし、
うんこだらけにする子もいます。
ゴミが出しやすいとか掃除しやすいとかも考慮するとよいでしょう。
我が家では100円均一で売っているメモ紙入れや
小物入れの木箱を使っています。
多頭飼いしてる場合は、複数入れてやったほうがいいですねぇ。
ほとんどの場合、複数個隠れ家があっても皆同じ隠れ家に入りますが、
ケンカをしたとか弱った子が出たとか、
また、子を産んだ等では分散することがあるので、
そんな時のためにも複数用意しましょう。
敷材とは別に、隠れ家にはやっぱお布団が欲しいっす。
チビ達にとってのお布団は、
敷材とカブりますが、マットや牧草、それに枯葉などなど・・・
個人的には千切ったティッシュ最強伝説超一押し!
それらを、隠れ家の中に最初から入れても入れなくてもおk。
ティッシュやきれいなマットなどを隠れ家の側に置いておけば、
気に入ったやつをそそくさと運んでいきよります。
ハムスター用布団として、綿(コットン)が売られていますね。
なんだか一部ではハムの巣材に綿入れるなんてこのハム殺し!
みたいに叫んでる方をちょくちょく見かけますが・・・
(綿の繊維が喉とか腹に詰まって事故死がある「らしい」)
ヤマネに対してそれはちょっと神経質になりすぎじゃないかなと・・・。
我が家のアフリカヤマネでも冬限定で何年か使った事がありますが、
とりあえず我が家ではそれで体調悪くした子はみかけてません。
まぁハム達は頬袋にモノ詰め込むんで、
ヤマネ達が大口開けて咥えて運ぶ時よりも
繊維をごっくんしてしまう危険はあるからなんでしょうが・・・。
コットン巣材のせいでそんなにポロポロ死ぬなら
いまごろもう訴えられまくって販売してませんって。
微妙に脱線ぎみかな・・・。
んで、このお布団ですが、
隠れ家にこれでもか!と詰め込む性質があります。
ほんと、新しいの足してやる度追加で押し込んでいきやがるので、
掃除の時にこそっとよごれた分とか取ってやってください。
隠れ家を入れない! という場合、
敷材のマットに潜って隠れたりします。
でも、敷材を薄くしか敷いてないとか、ペットシーツを使っているとかだと
潜って隠れることができませんよね。
そういう時は、回し車の裏に隠れたり、色々工夫して身を隠しますが、
はっきりいって、それはストレスの原因になるのでオススメしかねます。
どうしても隠れ家を置けないとか、齧り壊されて撤去したとかの場合は、
敷材マットを厚く敷くとか、
ちぎったティッシュを大目に入れてやるなどしてあげましょう。
すみっこにティッシュかまくら隠れ家を作ったりします。
隠れ家は入れないが、枝やら植木やらで超ジャングルwwwという方。
そんな場合は隠れ家なくてもまぁ問題ないと思いまっす。
でも、冬などは特に保温の為とかもあるんで、
できれば入れてやってください。
その10を書くのはいつになるかな・・・・(´_ゝ`)
飼育指南 アフリカヤマネ 008 ― 2008年11月17日 03時57分24秒
ちょっとさかのぼってケージのつづき・・・だけど、
今回はケージの中に入れるモノやらを書いてみやうかなと。
まずはざっと何がいるかってぇと・・・
・敷材
・隠れ家
・餌入れ
・水入れ
・遊具・運動用具
こういったモノが必要です。
んじゃいっこずつちいと詳しく話いってみませう。
◆敷材
ケージの底に敷くモノです。
新聞紙であったり、ペットシーツと呼ばれる吸水性のあるシートであったり、マットと呼ばれる木や紙チップであったり、牧草であったり、ネコ用トイレ紙砂なんかも使えるっちゃ使えます。
なぜ敷材がいるか・・・、それは、アフリカヤマネだってうんちもしっこもするしかも基本的にあっちこっちでするから掃除をし易くする為だったり、キレイな敷材を集めて寝床に持ち込んだり、はたまた敷材にうずもれて身を隠し眠るためだったり色々です。
・新聞紙・ペットシーツ 等
新聞紙は、見た目こそ悪いですが、毎日掃除したい、そして安くあげたい方にはよかアイテムです。
そのまま敷くもよし、ちぎって入れるもよし。
ペットシーツは、ちと割高ですが、おちっこやうんちの水分もよく吸い取ってくれるので、匂いを押さえる点ではけっこうぐっど。
新聞紙・ペットシーツ共に、そのまま敷く場合は、取り替えるたびに隠れ家などの配置品をどけねばならなくなるので、面倒かなと。
あと、敷いた新聞紙の下などにもぐりこんで、あれれ?うちの子が消えた!?なんてびっくりもたまにはあるでしょう。
ペットシーツの場合、表面に爪がひっかかって歩きにくい場合があります。
もうひとつ、ペットシーツを引っかいたり齧ったりしてしまうと、中の吸水用コットン部のこまかい綿やポリマー剤を吸い込んでしまうおそれがありますので、シーツをほじくりかえすクセのある子では使用を中止しませう。
・マット、牧草、ネコ砂 等
木材を細かくけずったものや、紙をちぎったもの、乾燥牧草を刻んだもの、紙をつぶ状にしたネコトイレ用紙砂、変わったところではとうもろこしの芯の部分を粉砕して作った砂のようなものまであります。
木材マットでの注意点は、針葉樹原料のモノは避けること。
松などのマットは樹液成分でアレルギーを起こす子がいるので注意っす。
もうひとつは、圧縮パックされてるタイプでよくあるのですが、マットが砕けて細かい粉になって混ざってしまう場合がよくみられますが、粉っぽいのが多い時は、鼻などによく入るのかしてくしゃみをしたりする子がでたりします。
細かい粉が多いかなと思ったときは、軽くふるって粉を落としてから入れてやるなどしてあげましょう。
牧草は、人にとっては香りもよく、見た目にもよい雰囲気がでます。
ただ、あまり質の良い牧草では、香りがきつすぎて落ち着かないようになる子もいます。
それと、キレイなウチはいいのですが、汚れたのを放っておくと・・・特に水をこぼしたなど湿気の高いよごれになると、なんとも独特のイヤな匂いがしてしまいます。
早めの交換を心がけましょう。
夏場にウォーターボトルが温度変化のせいで内部の圧がかかり、水がぽたぽた漏れ気味になる事があったのですが、その時期にネコトイレ用の紙砂を使っていました。
さすがに吸水に関してはいい仕事しますが、ひょっとしたら細かい紙の粉塵が舞ってるかもしれません。
水場近くや、トイレはココと決めてる子であるならそのトイレの場所など、ピンポイントで使うのが良いかと。
マット系の利点は、よごれた部分だけを取って交換できたり、そのまま寝床のおふとんに使えたり、マットに直接潜って隠れたり眠ったりできる
とこです。
ただ、マットの一部交換は、どうしてもおちっこのついたマットがこっそりあちこちに飛んで混じってたりとかがあるので、毎日一部換えしててキレイに見えても、週1位の割りで全部交換してしまう事も考えましょう。
眠くなってきたのでここらでいったん切り
飼育指南 アフリカヤマネ 007 ― 2008年10月30日 04時25分17秒
◆穀物・種子
鳥用や小動物用に売られている、ヒマワリをはじめ、
麻の実、粟、稗、かぼちゃの種、
など等色々食べます。
歯の伸び過ぎ防止やストレス解消などからも、
カラ付きのものを与えるのが良いでしょう。
飼育頭数の少ない方は、あれこれ買い揃えてると
一生分かと思えるほどになりかねないので、
中型インコ用に売られているミックスシードが
色んな種類が入っててオススメです。
動物の性として、粟稗よりも、
脂肪分たっぷりなヒマワリや麻の実のほうが大好きなので、
粟稗などは見向きもしない事も多々あります。
◆ドックフード系
肉っ気補給や、主食として使っています。
ドックフードやキャットフード、フェレットフードとして売られている、
よくいうとこのカリカリごはんです。
自分でいくつか聞いた範囲では、
成分中の肉原料は10~30%程のものが多いようです。
意外と大した比率じゃないので、
がんがんあげちゃって問題無いと思います。
傾向として、犬猫用は味重視、フェレット用は肉っ気重視に感じます。
猫用とフェレット用には、成分にタウリンが入っています。
リポビタンとかに入ってるアレっすね。
猫とかは体内でこれが合成できないから入ってるそうですが、
さて、アフリカヤマネには必要な栄養素なのでしょうか・・・。
あれこれ混ぜたりして使ってるからよぉわからんです。
猫用は、材料に魚ががっつり入ってるのが殆どですが、
魚入りは喰い悪いです。
食べても元気なかったりします。
森の子なんで、魚食べる事ないし、
体に合わない可能性が考えられるっす。
チビたんや歯に弱い子には、
フードを水でふやかせば、りっぱな即席離乳食の出来上がり♪
◆お肉・虫
うふふふふふ、む~し~む~し~も~ぞもぞ♪
かわいらしいだけのイメージを
一瞬でぶっつぶす時間がやってまいりました♪
アフリカヤマネには肉っ気が必要です。
もちろんフェレットフードなどで補えます。
でも、虫あげるほうが、そりゃぁよろこぶんざ~ますよ奥様ぁ。
さて、虫ってどんなのをあげるのかっていうと、
メジャーなところだと、
『ミルワーム』『ジャイアントミルワーム』『コオロギ』等が
ペットショップ等で入手できます。
ミルワームってのは甲虫の幼虫で、
ようは ~ ←こんな1㌢位のモゾモゾしたやつで、
生きた状態のがフスマ(米ぬかの麦版とでも思っておくれ)と一緒に
パックされた状態が売ってます。
『ジャイアントミルワーム』は、まさしくジャイアントで、
胴回り7㍉長さ5㌢とかのモゾモゾ君です。
そんなデカいものを!?と思われるでしょうが、
びっちびち暴れまわるそいつを押さえこんで、
カバッ!ガブッ!ブチィッ!とやっちゃいます。
ジャイアントのほうもフスマとともにパックされてる事が多いです。
家では金魚の餌やパン粉、
水分補給に野菜くず少しを入れておいて置きます。
ほっとくとどんどこ成長していって黒いむいむいになります・・・。
むいむい状態は人気がありません・・・。
ブーンと飛んだりはありませんが、
ぶっちゃけかわいいもんではないです。
むいむい化を遅らせる為、
家庭では野菜室に放り込んで保管するのがオススメですが、
モニターの向こうから「そんなのイヤー」
との叫び声が聞こえたきがします。
水分補給の野菜くずですが、入れなくてもおk。
ミルワームたんは多湿状態でコロっと死んじゃうので、
加減がわからないならナシのままいっときましょう。
『コオロギ』は普通の黒っぽい『コオロギ』と、
薄茶の『ヨーロッパイエコオロギ』が売られています。
薄茶君のほうがはんなり高いですが、
ちょっとカラが柔らかいので人気です。
プラケースに紙を蛇腹に折って面積広くしたようなモノを入れ、
コオロギの餌や金魚の餌と、
スポンジに水ひたしたような水飲みを用意してそこで保管します。
皿などに水張っただけだとぽっくり溺れ死んでしまうので注意です。
ちなみに、ワームやコオロギは、
加熱処理して缶詰にされたモノも売られてます。
生きた虫なんか見たくないとか世話したくない人は缶詰オススメ。
ただ、みっちり缶に詰まった様子も、これはこれでスプラッタです・・・。
屋外で捕まえた虫に関しては、
農薬や殺虫剤、寄生虫といった心配があるので、
お止めになったほうが無難かとおもいます。
トンボとかおいしいらしいんだけどね~・・・。
他に肉っ気として、ゆでたまごや、
鳥レバーやササミをゆでたもの等もええ感じっぽいです。
めんどっちいのでうちではやってませんが。
◆おやつ
小動物用・犬用・猫用・フェレット用などの、
クッキーやゼリーといった類もあげています。
人間用の幼児向けに売られているおやつもかなりオススメです。
人間用といいましたが、あくまで幼児向けってのがポイントです。
幼児向けは、いらん甘味料や香料とか、砂糖や脂質も抑えてあるし、
材料とかも自然なモンつこてるからこそですが、
普通のおやつだと、砂糖がっつり塩分がっつり、
やれ保存料だ添加物だと、あれこれイランもんが多過ぎます。
おまえんとこ人間用オヤツ食わせとるやろって・・・?
ふははははwおさつスナックとかめっちゃ大人気だよwww
他にもあんなんやこんなんもあげたりしてるけど、
これでチビ助死んでも責任は自分にあるし、泣くのも自分だからね。
それに毎日あげてるわけでもないし、
チョコとかポテチはなんぼうちでも絶対あげない。
ヘタに人間用オヤツなんでもおk~なんて言っちゃうと、
なんかあったとき、
『少しなら』と注意してても、『おkって言ったやん!』って
責任ふっかけられるからねぇ。
だからあくまで人間用のんは幼児向けおやつのみってことで。
例外的に、カロリーメイトはアリっていっちゃってよいかも。
その他補足
繊維質たっぷり~なヤツは、毎日のように与えるのはよくないようです。
『ヤマネには小腸が無いので、繊維質のものを消化出来ないから』
という事なのですが、
んな事いったら人間小腸退化しまくってるけど、むしろ必須だし、
バナナやリンゴも繊維豊富なはずなんですが、
まぁ牛蒡レベルのんは腹つまったり、あれこれ良くなさそうですね。
いちよう食物繊維強化配合とかのフードとかは避けてます。
よく肉食獣などで、生肉食わすと凶暴性が上がる~
といった話がありますが、
ヤマネでは毎日生き虫あげてるからといって
そんな事はないように感じます。
ただ、フェレットフードオンリーで野菜っけや果物無し~とかな
肉比率の高い状態を続けると、
ケンカっぱやい状態になると感じます。
まぁこの場合、肉多過ぎだからなのか
栄養バランス悪いからかってあたりは微妙ですが。
いちようコレも書いておこう。
水 必須!
ペットには水も餌もいらないと信じてるような人がマジでいるから・・・
ゆっとかないとね。
普通の水道水や浄水器通したヤツでおk。
へたに奮発してミネラルウォーター買ってあげたりすると、
硬水が体に合わず下痢や便秘になっから注意。
大概の子は、ウォーターボトルとか言われる、
逆さまに吊るしてノズルから飲むアレで飲めます。
ちっさい子や、ボトルに慣れてない子には、
ノズルのそばに水入れを置いて、水入れから飲ませ、
ここらが水飲み場だと思わせるあたりからはじめると良し。
大人でもボトルに慣れてない子なんかには、
最初だけボトルに果物ジュースとか入れて、
匂いやらで釣って口を付けさせる~なんて作戦もアリかと。
とりあえず食べ物関係はこんなもんかな?
飼育指南 アフリカヤマネ 006 ― 2008年10月30日 04時21分21秒
食性やら餌やらの話をしませう。
ケージの話が途中で終わってるなんてのは気のせいです。
先にゆっておきますが、アフリカヤマネの食性や
必要栄養バランスなどは特に研究もされていませんし、
ぜったいコレというモノもありません。
ここで書く内容については、
あくまで・冷蔵庫の主・個人の主張
と思ってもらうくらいで聞いてください。
つっても、かれこれ十何年モリヤマネやアフリカヤマネを飼って、
繁殖もし~のしてるので、
そない間違えとるとは思ってないんですが・・・。
さて、アフリカヤマネの食性ですが、
『(ニホン)ヤマネ』が花やアケビを食べてる画像が有名なので、
果物が主食と思われていたり、
また、ペットショップ等で鳥餌やハムスターフードでおkと
説明を受けた方もいるかと思います。
実際の所は、果物も穀物も、そして虫や小動物も食べる雑食性っす。
虫や小動物も食べます。
大事な事なので2d(ry
『ヤマネ』は柔らかいモノしか食べれない・・・と言います。
でも、アフリカヤマネ(とモリヤマネ)に関しては、
決してそうでは無いと思います。
僕も、飼育当初は、柔らかいモノのほうが良かろうと、
そういう餌を選んでいました。
しかし、明らかに歯が伸び過ぎに見えるので、
念のため齧り木代わりに朽ち木
(クワガタ等の産卵用や足場用に売られている、
ちょっとぽそぽそした柔らかめの木)を入れてみたら、
一月足らずで直径が半分になるまで齧り削られたり、
はては隠れ家等の木やプラスティック製品まで破壊されたり
といった様を見て、
遠慮なしにカリッカリのドックフードやバナナチップス等を
与えるようになりました。
ベビーやよほど弱った子を除いて、硬いフードも問題なく、
むしろ喜んで食べています。
でも、柔らかい果物なども、もちろん大好物のようです。
野生でほにゃららの木の実を~とか、なになにの花とか、
うにゃららの幼虫とか、
そういうシビアな事は判らないし、調達も出来んので、
普通に手に入れられるモノでどんなモノを~
ってのを挙げていきますが、
大雑把にどんな感じかっていうと・・・
植物質として、
ヒマワリの種などの種子類、小鳥用の殻付き穀物、くだもの、野菜、
肉っけとして、
コオロギやミルワーム、ゆで卵、ドッグフードの類、
おやつとして、
ペット用クッキーやゼリー、人間の幼児向け菓子
これらを組み合わせて与えます。
◆くだもの
果物は大好物のようです。
リンゴ・ナシ・バナナ・ブドウ・イチゴなどなど、
手に入れやすいものを毎日・・・ならそりゃいいけど、
まぁ週2回は食べさせてあげたいですね。
我が家は僕がくだもの食べれない性質なもんで、
家に果物置いてないもんで、つい間が開いてしまいます。
リンゴ一個買ってちょっとずつ切って毎日あげれば~って
普通ならできるんでしょうが、
ウチそこそこの匹数おるんで、
みんなにあげると1~2個丸々無くなるしな~。
えっと、食べない果物として、パインは食べてくれません、なんでだろ。
食べさせてはいけないモノなら、
たしかアボカドはなんかダメだったはずなんですが、
理由を忘れてしまってなんとも・・・。
個人的には柿はとってもデンジャラスだと思っています。
よく人でも酔い覚ましに柿が良いなぞ言いますが、
成分的に体温下げる効果があるようで、
昔犬を飼っていて、柿食べた子がぶっ倒れた経験がありやす。
小動物に冷えは大敵どす。
『ヤマネ』といえば~なアケビは・・・大好物のようでございます♪
◆野菜
キャベツやレタス、トウモロコシなどを結構喜んで食べます。
トウモロコシは茹でたモノでもよいですが、
夏など生が手に入るならぜひ生で与えてください。
加熱したサツマイモも大好きのようですが、
生は試した事がございんせん。
ネギ系だけは封印しませう。
ネギ系の成分によって壊血病を起こすようです。
与える頻度としては、べつに毎日必要って感じではなさそうです。
つづく
飼育指南 アフリカヤマネ 005 ― 2008年10月19日 04時09分00秒
ケージとかの前に、
基本的なヤマネの生態やらについて書いとかなならなんだのでは・・・
アフリカヤマネのおおざっぱな生態とか
・大きさ
片手でにぎにぎして、頭と尻尾がぴょっこりする位。
・重さ
我が家で計った記録では、大人で21g~46gほど。
つっても、46gはかなりの巨デブクラスっす。
26g辺りが理想かな~なんて思うけど、
普通アフリカヤマネの体重なんて量れないから気にすんな。
・耳
ぺろんぺろんの薄薄。
ちょっとのケンカですぐ欠けるぞ。
・歯
前歯は生涯伸び続けるタイプ。
食性からして奥歯は伸びない・・・はず。
大人になるとちょっと黄色っちゅ~か薄茶の前歯になってまう。
・爪
樹上性ゆえ、するどく立派なカギ爪持ち。
ちっさいからザックリ刺さるわけじゃないけど、
こねた後とか、ミクロの小キズが付いて、
皮膚が赤くなったりする・・・僕はね。
兄しゃまはまったく平気。
肌弱い人や、お子様は要注意。
・毛
ふわふわのちゅるちゅる。
ベビーの頃は、銀毛と呼びたくなる程キレイなグレー。
大人になるほど、茶色味を帯びてくる。
ぽんぽんの毛は・・・白いな。
・尻尾
ながくて毛もふさふさ。
このしっぽのふさふさが無かったら、
きっと「ただのネズミやん」って感じで人気でんかったかも。
あくまでバランス取りくらいの役目っぽい。
添う程度には巻いてくるけど、枝に尾で摑まるような事はでけん。
ちょっとした事で、毛が抜けたり、尾が切れたりするので、
あんまり触らないほうがいい。
ケンカのせいで尻尾がガッツリ千切られた子とかたまにいるけど、
たいした出血もなくわりと早く治るので、
慌てずおいしいオヤツでも食わせて、早く治れと祈りましょう。
気になるなら、動物病院で飲み薬でも出してもらいませう。
死にかけのような子ならまだしも、
元気ある子に「とりあえず~」なんつってオ○ナインとか塗ったら
たぶん舐めちまうと思うじょ。
・食性
肉大好き果物大好き♪
細かい事はまた今度、別途に書くっす。
・夜行性
昼は寝る。
夜はしゃぐ。
ある程度人なれしている子なら、体内時計の告げるままに、
部屋の電気が点いていても、時間が夜なら暴れ出したりもする。
肝が据わった子なら、真昼間でも遊んでたりするけど、
俊敏さやらは、夜のが段違いに高性能。
・樹上性
木の上とかひゃっほ~いと飛びまわって生活。
ムササビ見たいな滑空は出来んけど、けっこうジャンプ。
なのでケージなどは背が高く、木の枝なんかを入れて
立体的に遊べるようにしたほうがいいっちゃいいんだけど、
地べたが嫌いか?つ~と、んなことは無い。
満足いく高さのあるケージなんて殆どないし、
あっても金額がえらいこったな設定だったりするので、
とりあえず僕は無視してる・・・。
そのかわり、代わりの運動になるように、
回し車を入れたりは必須。
ま、ここらの詳しいこともそのうち別途で。
・寿命
どんくらいやろ・・・?
うちの古参で6歳位にはなる子がいて、現役バリバリではある。
数匹まとめていっしょくたにして個体識別ついてなかったりするんで、
はっきりどの子がいつ生まれていつ死んだかわからんとです。
まぁ4歳くらいのなら一杯いるんで、
その辺りまでは普通にがんばってくれるはず。
・雌雄
おちりのとこの穴2つ、この穴の距離の違いで見るのが1つ。
距離狭いのがメスで、それよりはんなり広いのがオス。
ある程度性成熟してくると、オスは玉ちゃんがふっくらしてくるっす。
2ヶ月もあればぷっくりしてくるはずだけど、
ペアだと言われて買うたが、
1年以上ケツに差異が出なかった子もいる。
2年目で子が出来たんで、ちゃんとオスメスだった。
玉ちゃんは、「どうよコレ!」っていう出方ではなく、
ケツ穴周囲が白っぽくぽっこりって感じに育ちます。
メス追いかけまわしてる時期は、ピンクにぷっくらです。
・繁殖
基本は春と秋が発情期。
ノリノリだと各シーズンに2回出産とかもある。
一度に2~4子ほど出産。
これも詳しいことはそのうち。
・すばやさ
逃げられたら捕まらないと思え!
我が家には、過去に1年逃げ続けた子とかいる。
仕舞いこんでた来客用布団や、
冬の間使ってなかったクーラーの中に棲んでやがったw
布団もクーラーも壊れて破棄になった遠い日のおもひで・・・。
壁をスパイダーマン状態してる子を
虫取り網で捕まえた事がありますが、
その後、超絶人間不信になってめったと姿見せてくれません・・・。
外に逃げられて、生態系にどうのこうのとなったら
わびて済む事やないんで、
殺してもやむなし!の勢いで、
ネズミ捕りや猫いらず仕込んだ事もありましたが、
そういうトラップにはひっかかりませなんだ。
エサ袋にもぐりこんだり、
空の特大プラケ中央にオヤツ置いて蓋あけといたトラップとか、
そういうのでは捕まりました・・・w
・多頭飼い
出来る出来ないで言えば「出来る」。
ボスちっくな存在ができるパターンが多い気がする、それもメスが。
肉っけゴハンが少ないと、弱い子がパクっとやられちゃう危険有。
増えすぎてもパクっ・・・。
多頭飼いしてると、ケージ内の子全部が同じ性格っぽくなるっす。
ビビリばっかりで世話してる時隠れて出てこないケージがあれば、
それぞれ好き勝手にしたままのんとかね。
2~3匹程度なら、むしろ程よく仲良く暮してるパターンが多い。
ただし、人に馴らしたいのならやっぱり単独飼育オススメ。
飼育指南 アフリカヤマネ 004 ― 2008年10月17日 05時26分50秒
まだまだ飼育容器の話
水槽に網フタ~な話したけど、
個人的にはプラケースがかな~りオススメです。
プラケースと聞くと、夏に子供らがセミやらカブトいれて
持ち歩いてる小さい容器が思い浮かぶかと思います。
あれって、実はそこそこ種類があって、
大きいモノやと、抱えても腕まわらん位デカいんとかあるんですわ。
水槽とちごて軽いから、
掃除や世話やとちょっと移動させたりするんも楽やし、
メッシュになっててパチっ締めれるフタも付いて~ので、
かなり重宝します。
難点は、樹脂製なのでどうしても小キズが付く事かな・・・。
キズといっても、アフリカヤマネがカリカリ側面掻いたからとっても、
小キズで曇って見えなくなる~なんて事はありません。
むしろ、ガラスの水槽に流木やらの陶器のエサ入れを入れて、
ガツンと当てヒビいってもうたとか、パリーンってなるよりは、
樹脂モンなら落としてバキンといってデカい亀裂がはいろうとも、
ガラスのようにパリンと割れてえらいこったとはそうそうならない。
ってかプラケ落としたしな、俺・・・。
落とした上に別のプラケ落としてそりゃ見事な亀裂入ったけど、
大穴あいたりそこから割れて破片が~とか無かったなぁ。
しっかり締めれるメッシュなフタが最初から付いてるって点も
かなりポイント高いのよね。
んで、そこそこ手入れて作業できる大きさの内蓋みたいなのあって。
水槽に別売りメッシュ蓋~だと、
作業するときに蓋ずらした際にできるスキマがデンジャラス。
なにがデンジャラスって・・・
ビビリな子とかが手にびびってあばれた拍子に・・・
ソコカラ ニゲルノヨ・・・。
ハムスター用とか小鳥用のカゴとかイインジャナイ?
と思う方も多いでせう。
うん、たしかに鳥かごなんか、高さあるやつ多かったり、
世話するために手いれるトコとかいい感じよね~。
ハムスター用なんか、最近はかなり改良されてて、
遊具も付けやすかったり、
マットたっぷり入れれるように下っかわだけ側壁ついてたり。
ただね・・・・、
普通の鳥かごだと、籠目からにゅろ~~んって抜けて脱走するの。
いやマジだって。
僕んとこでは鳥かご使こてへんから、それでの脱走はないけど、
知ってるおいちゃんとこが、
とりあえずこれで~と鳥かごに入れといたら、
一晩のうちに、買うた6匹全部脱走されたという実話がある。
いちよう探せば、目の細かいタイプもあるようなので、
もし手に入るならとてもいいおうちになると思うです。
細かいってどれくらい?とな?
普通の鳥かごやと1cm間隔超えが多いと思うんだが、
1cmやとチビなら余裕でにゅろろろろんですわ。
7~8mmの細かいヤツならまぁ大丈夫かと。
丸々太った大人ちゃんだから1cm幅でも大丈夫~
などとは思わんほうがえぇ。
肉、けっこう伸びるし動くっす。
あ、鳥かごなら、普通の鳥さんでも
スライドの戸(?)を開けたり出来るんやし
当然アフリカヤマネだって、よっこらせと開けれるっすね。
大抵の鳥かご売ってるところには
「ナスカン」と呼ばれるフックみたいなんが売ってるので、
そゆのんを使って出入りできそうなトコはしっかり塞いでください。
最初に60cm水槽を例に挙げてますが、
お前んとこそんなデカいケージ使っとるんか?となると、
予算やら起き場所やら数やらの関係で、
特大プラケで暮す子もおりゃ、
こじんまりしたプラケでがんばってもろてる子おるのが現実っす。
ちなみに全員プラケース飼育です。
今数えたら14個もあったのはきっと気のせいです。
最近のコメント