弥生フェスティバル@弥生文化博物館 【弥生甕による炊飯体験】1 ― 2009年03月27日 17時56分48秒
PCが動くうちに急いでアップだぁぁぁ!
前の鏡作り体験に続いて、今度は弥生甕による炊飯体験の様子です。
こっちはほぼ動画でしか撮ってなかったのですが、そのままつべなどにアップしてしまうと顔出しやらの関係で問題があるので、キャプチャー画面抜き取って、お客様の顔にマスクかぶせてアップすることにいたちまちた。
ピンクのシャツの学芸員のお兄さんは、顔出しの了承得ているのでそのままです。
画像枚数が多いのでいつもより小さめの画像にしちゃってまふ。

ピンクのシャツ着て眼鏡かけてるのが学芸員のお兄さん。
取り出しましたるは弥生甕と蓋の複製。

これが何かわかるかな~?とさらに取り出してきたのは土鍋。
土鍋は現代に残り伝わる土器なのです。

さてゴハンを炊く前にちょっと小細工。
そのままでは甕から水が染み出ていってしまいます・・・、そこで、まずはお粥を少し中へ・・・。

こんな感じで内側にいきわたるように。
ひびの入った土鍋でお粥炊いたりお米のとぎ汁炊いたりするとひびがふさがるって話聞いたことあるかな?
あれとおなじ理屈だよ。

じゃ、そのままお水を入れておくとどうなるか・・・。
もいっこ用意した甕にお水を入れておいてみましょう。
時間がたつとどうなるかな~?

お米を研ぐ場所と時間が無かったので、今回は無洗米を使います。
みんなの知ってるお米って白いけど、昔のお米も白かったのかな~?
脱穀体験コーナーもあったので知ってる子供達が多かったけど、昔のお米はキレイに精米されてるわけじゃないので黄色いんだって。

では、お米をザー。

お水をダー。
おかゆを入れて下処理してるとはいえ少し土器に水が染み出しちゃうので、水加減は多めで。

おっと、さっき水を入れて水が染み出てくるかどうか~っていってた甕の横に、比較用に水を入れてない甕をよっこらせ。
あ”・・・顔隠し用の海渡君マークが残ってる(゜Д゜) まぁいいか。

じゃぁ、お外に出て火で焚いていきま~す。
つづく
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弥生フェスティバル@弥生文化博物館 【弥生甕による炊飯体験】2 ― 2009年03月27日 18時04分46秒
つづき~。

本来は地面に置いて火にかけてたけど、ここでは諸事情によりバーベキューとかに使う・・・なんつー名前だ?まぁなんかそういうモノに置いてはじめます。

甕の周りに燃やす木をよっこらせ。

ふぁいや~~~~~!
甕がどんどんススで真っ黒になっていきます。

ぶくぶくしてきました~♪
そういやお兄さんが「初めちょろちょろ 中ぱっぱ 赤子泣いても蓋取るな」っていうのがあるんだけど途中過程が抜けてるんだよね~・・・と言ってたが
『♪は~じ~めちょろちょろ な~かぱっぱっ ♪じゅ~うじゅ~うゆ~たら火~を引いて~ ♪あ~か~ご泣いても ふ~たと~る~ぅな♪』という大阪ガスのCMを知らんのか!?
ここらへんはジェネレーションギャップってやつですな・・・。
何ソレ?って人は、まわりの30台後半以上のおじさんおばさんに聞いてみませう。

ちょっと火を離していって弱火に。

少し吹きこぼれて外側にスジが付いたのだが、発掘品として見付かった土器の中にも、吹きこぼれによるスジが付いたものとかあるのだそうだ。
何か炊いたりして使ってた証拠だね~。

さて、蒸らしも終わっていよいよ・・・・

ぱかっっ。
まだつづく
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弥生フェスティバル@弥生文化博物館 【弥生甕による炊飯体験】3 ― 2009年03月27日 18時31分20秒
つづき~。

炊き上がったごはんを見ようとみんなおもわず身を乗り出しまくりw

ちゃんとみんなに見えるようにと、持って見せてまわってくれてました。

ちゃんと炊けてる~~~~♪

では少しづつになっちゃいますが、みんなで食べてみましょう~と言う事になってまたみんな身を乗り出し♪
まぁ僕もカメラかかえてなくて前にいたらやってたがなw

なんとかスキマからごはんをよそってるとこをチラリ。
土が付いたりとかはまったくしてなさそう。

何人かの大人のひとにお皿と箸をまわして、そこからみんなに分けてもらうことに。
古代の人達は手で食べてたようなので、手のひらに乗せてパクっといっちゃってくださいとのことで・・・

みんなにいきわたって落ちついたころに、僕も近くにいってゴハンを分けてもらってきました。
ちょっと固めだったけど、ちゃんと炊けてました。
これだけでは終わらない。
つづく
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弥生フェスティバル@弥生文化博物館 【弥生甕による炊飯体験】4 ― 2009年03月27日 18時52分51秒
つづき~。

意外とキレイに取れてるとはいえ、少しだけごはんが内側にくっついちゃってる・・・さぁこれをどうするかというと・・・
この甕にお水を入れて火にかけ、これでスープを作っちゃう!

お水ととぽぽぽぽ~。
火がまんべんなくいくようにごそごそして~・・・。
湯が沸くまでちょっと時間がありそうなので、最初に水を入れてどうなるか置いておいた甕を見に戻ってみるっす。

ボタボタとは漏れないものの、じんわりしっかり染み出ちゃってますね~。

昔も鳥さんとかを食べてたみたい~ということで、今回は鳥のかわりに鶏スープの元でw
他にもワカメとかの海草やキノコなど、自然にあるものは食べてたと思われるということでそれもポイっとな。
アワや稗などの雑穀もポイッとな。

スープの出来上がり~♪

それではみなさんで飲んでみましょう~。
予想以上の参加人数で用意した紙コップが足りないかも・・・との事で、これは僕までまわってこないかなと思って後ろのほうで見てるだけだったが、なんかギリいけそうだったので後ろに並んでみたw

げっつ(σ´Д`)σ
実際ここまで塩っけの効いた味ではなかったのだろうけど、ノリとしてはこういうのを飲んでたんだろうね~。

スープを注ぎ終わった甕を見ると、みごとにキレイになってました。
こうやって残りゴハンも無駄なく食べ、甕を洗うのにかける手間が少なくなるようにやっていたのでしょうね。
弥生甕による炊飯体験の報告はこれにて終わり('∇')
んでだ・・・またこないだも行って、拓本教室と、埴輪ストラップ作りってのをやってきたんだが・・・・w
PCがご機嫌よく動けばそのうちうpw
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